5月シーバス攻略 メインベイトといえば、ハク(ボラの稚魚)やイナッコなど、水温が上がったことの恩恵としてベイトを目視する機会が増えてきました。しかし、アングラーを悩ませるのが「マッチ・ザ・ベイト」の罠です。ベイトに合わせて小さなプラグを投げたくなるけれど、魚がいるのは対岸のシャローや遠くの駆け上がりだったり、流心より先のサンドバーであったり……。
「小さいルアーじゃ届かない、でも大きいと食わないのでは?」という葛藤。今回の初場所攻略で僕が出した答えは、ベイトのサイズに固執せず「飛距離とベイトの動き(気持ち)」を優先することでした。
ベイトは小さいが飛距離が必要なシチュエーションでのルアー選択
今回は僕の中で検証を兼ねた釣行でした。
検証内容は、マッチザベイトを無視して釣りあげれるか?でした。
使用ルアーとセレクトの基準

このルアーたちをセレクトした基準をまずはまとめます。
- 飛距離がだせる。
- ある程度細身であること。
- 極端にアピール力があるかナチュラルであること。
主にこの3点を基準にボックス編成しました。
ナチュラル寄り編成
アピール寄り編成
※価格が安いページのリンクを張ってます。
ベイトの「気持ち」を演出するリトリーブと着水点
今回フィールドで発見したのは、1〜2cmのハクと、数は少ないものの10cmほどのイナッコ。ここで僕が試したのは、ベイトの「動きの観察」です。
頭の向きや泳ぐスピード、そして小石を投げた時にベイトが逃げていく動きをチェック(いじめっ子みたいなことしてごめん!)。すると、意外にもベイトは素早い身のこなしで逃げていくことが分かりました。「これなら気持ち早めに巻いても見切られない」と判断し、戦略を組み立てました。
「油断」と「逃げ」の緩急
僕が狙いを定めたのは、シャローが隣接し、強い流れが走っているエリアです。

観察すると、シャローエリアには沈み根(ストラクチャー)があるようで、そこから明確な「ヨレ」が発生していました。シーバスが身を潜めているのは、間違いなくここ。
ただ、ストラクチャーとシャローが近いため、ゆっくり流すよりは「ピンポイントに落として、そこから逃げ惑う魚を演出する」攻め方を選択しました。
- ピンポイントへのキャスト:シーバスが潜むヨレのすぐ側に着水させます。
- 「逃走」の早巻き:着水直後から早巻きを開始。天敵(シーバス)の目の前で、パニックになって逃げ惑うベイトを演出します。
- 「油断」のリーリング:一気に逃げ切ったと見せかけて、リトリーブを緩めます。「ふぅ、逃げ切った……」と油断してゆっくり泳ぎ出した瞬間が、最大の食わせの間です。
狙い通りの「脳汁」ヒット
動画でもお見せした通り、対岸の駆け上がりを「輪切り」にするようなキャストから、この「逃げと油断」のストーリー現場判断で組み立てる……。
狙っていた流れの変わり目で、強烈なバイト! ベイトを観察し、その「気持ち」になりきって操作した結果が、最高の答え合わせ(ヒット)として返ってきました。これがあるから、シーバスフィッシングはやめられません!
初場所攻略!でも「鈴木さん」は光の速度で去っていった……
今回の初場所攻略を振り返ってみると、一番の収穫は「マッチ・ザ・ベイト」を無視すること。
ベイトが小さいからといって、届かないルアーを投げ続けても魚には出会えません。 「まずは届ける、その上でベイトの動き(気持ち)を演出する」という選択が、結果として多くの反応を引き出してくれました。
オートリリースの悲劇
ただ、反省点も山積みです(笑)。 せっかく掛けた自称ランカーの「鈴木さん」を、タモ入れのドタバタと強引なやり取りで、光の速さでオートリリースしてしまったこと。
まぁご縁があればまた会えるでしょう(笑)



